「自分の人生を『自分ごと』に心から実感して欲しい。それだけで、人生にストレスはなくなります。」 愛妻家大田正文、ココナラ創業者 創業者 株式会社ウェルセルフ代表取締役社長 南章行さんと講演会を行いました。

■愛妻家大田正文。ココナラ創業者 株式会社ウェルセルフ代表取締役社長 南章行さんと講演会を行いました。
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【9/8(土)14:00~16:30@赤坂見附Hatch】あなたの得意を500円で提供できるワンコインマーケット『ココナラ』創業者 株式会社ウェルセルフ代表取締役 南章行さんになんでも聴いちゃおう!講演会&交流会 (学生結婚→都市銀行→投資ファンド→英国オックスフォード大学MBA→起業)
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■講演では、南さんご自身のキャリア・生き方にフォーカスを当てて、深い話を伺いました。
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1.銀行員時代
◆20代早々、頭取に直接、説明する機会がありましてね。

■今考えると、はっきりいって内容は…だったのですが、『頭取に直接説明した』という事実だけで、評価されるんですよ。「お前が若手のリーダーとして引っ張っていくんだ」って。
そんな状況を感じて、「ここには一生いないな」って考えました。
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2.投資ファンド時代
◆リアルに「ハゲタカ」の世界ですよ。最初は、鷲津のように、せめて威圧感のあるメガネをかけることから始めました。

■年配の役員ばかりが10~20人集まる役員会議に出席するわけです。
それで、役員のみなさんが議案についてひとしきり議論した後に、僕にこう言うんですね。
『という結論で進めてよろしいでしょうか?』
■当時、25~6歳の若造に、最終決定を求めてくる訳です。
だから、文字通り『必死』で業界の事も企業の事も勉強しました。
◆最初の評価面談の時に、ボスに「●●さんの仕事ぶりにいつも勉強させて貰っています」「●●さんの様になりたいです」っていったら、ボスが露骨に嫌な顔をして溜息をつくんですね。

「君は何の特技もないね」
「業界で一番になるつもりのない人間は要らないから、本当に辞めてくれ」
って。そんな世界で生きてきました。
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3.MBA時代
◆オックスフォード大学で、投資ファンドに勤めていた、と挨拶すると、「ああ、Money Evil か」とひとこと言われて、ぷいっと離れちゃう。これはすごい所に来ちゃったな、って。

■オックスフォードでは、今のように社会起業がメジャーになる前から、
Be a Social Entrepreneur.
Money Evil.
Profit for whom.
と、言われていました。
■毎日、予想もしない角度から質問が飛んでくる訳です。
◆例えば、数年前に、ナイキが商品を製造するのに、アジアで児童労働をさせている、と問題になり、アメリカで不買運動が起きました。

■アメリカ人は、商品を買わないことで、児童労働から開放する、と言います。
■しかし、該当地域の国から来ている人は言います。
「これだから何も知らない人はいいわよね。この子たちは幸せなんだ。仕事があるから。仕事が無かったら、……この子たちは、売春宿行きなのよ」
…「で、南はどう考える?」
と、こんな感じで。
■正直、MBAに行っても、よっぽど海外でMBAを取る目的意識がはっきりしていなければ、1000万~2000万円かけて、得るものという「費用対効果」の面で90%の人にはオススメしない。
経営知識を身に付けるのであればよっぽど日本国内のMBAに行ったほうが良い。
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4.NPO&起業
◆日本は、課題先進国なんです。

■周りに沢山のモノが溢れ、何でも手に入るのに、蔓延する閉塞感も、少子高齢化も、世界は未だ何処も経験していない事です。
■ココナラを立ち上げたのも、今の日本は、『手触り感が無い』と感じているから。
会社員であれば、毎月給与が振り込まれます。僕にとって、それは『降ってくる』感覚です。
今の時代、「自分の人生が他人ごと」になっている人が多いと感じています。
■ココナラでは、500円であなたの得意・スキルが売れます。
経験すれば判りますが、500円であっても、『あなただから』と、自分だけに直接来るお金は、その重みは給与とは比べ物にならないんです。
みなさんに、「自分の人生を『自分ごと』に心から実感して欲しい」。
それだけで、世の中にストレスは無くなります。
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■本日の南さんのお話しが、参加いただいたみなさん、そして、このブログを読んで下さっているみなさんの人生を一ミリでも変えるきっかけになれば、この会を開催した甲斐があります。
◆南章行さん、参加いただいたみなさん。
そして、このブログを最後までお読みいただいたあなたにも。
ありがとうございます。

