【若干ネタバレあり】「目立ちたい!=モテたい!」、「性欲→承認欲求」に対する考察。愛妻家、映画ソーシャルネットワーク試写会に行ってきました。

■愛妻家大田正文。
映画 ソーシャルネットワークの試写会に行ってきました。
http://www.socialnetwork-movie.jp/
■800名入る会場は、ほぼ20代がメインで占められています。
この映画に対して、どの年齢層が最も関心を寄せているかが判ります。
【※注意!:ここからネタバレありです。】
■この映画は、
Facebookの創業者 創設者マーク・ザッカーバーグがエドゥアルド・サベリン、ウィンクルボス兄弟に訴えられた訴訟のシーンを中心に、訴訟が進む=回想シーンという流れで進んでいきます。
印象に残った言葉と、考えたこと
■ザッカーバーグの台詞に、こんな言葉がありました。
『目立てるか』
■Facebookは当初、ハーバード大学の学生の交流サイトとして作られました。
その目的のひとつは、ハーバード大の男性であれば、アメリカ中の女性が付き合いたいと言ってくるから、というもの。
日本で例えるならば、東大生専用の交流サイトを立ち上げる様なものです。
■そして、作中、Facebookを立ち上げた動機として、ザッカーバーグは「目立てるか」と言っていました。
愛妻家の考察
■この「目立てるか」という言葉は、「モテるか」という言葉とイコールに感じました。
人間は、男性も女性も、究極的には自分が「モテたい」という欲望を胸に生きています。
ただ、モテたい対象が違うだけです。
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◆若い頃、独身の頃は、「異性」にモテたい。
■つまり「目立ちたい」=「異性」にモテたい、なのです。
そのために「目立つ」。
その手段が、学歴・職歴だったり、スポーツだったり、芸術だったり。
■学生の時、あなたにも覚えがありませんか?
好きな子にモテたいが為に、勉強やスポーツ、何かに打ち込んで頑張ったこと。
愛妻家にも、あります。
◆結婚・年齢を経てくると、今度は「社会」にモテたい。
■誤解を恐れずに言うならば、若い頃の「性欲」は、「承認欲求」に変わるのです。
人間には、自分のDNAを残すために
・子どもを作る=性欲
・後世に名を残す=承認欲求
二つの欲はあるような気が、愛妻家、しています。
■人は誰もが、他人に認められたい、自分が生きた証を残したい、という欲望を持っています。
・仕事で結果を出して認められたい
・社会に注目されたい
・誰かにほめてもらいたい
そんな欲望を。
あなたが、出世したいのは。
あなたが、起業したいのは。
あなたが、本を出版したいのは。
なぜ?
そんな欲望を、持っていませんか?
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■エンドロールが流れ始めた瞬間。
「え、此処で終わり?」という印象を持った位。
2時間、あっという間に過ぎ去った鑑賞の時間でした。
Facebook、ソーシャルネットワークに興味がある方なら、文句なしに楽しめます。
■おまけ、映画鑑賞直後の感想。
上映後にTwitterでつぶやいたこんなやりとり。
@aisaikamasa: ソーシャルネットワーク面白い!自分自身の頭の回転相当速くして観る必要がある映画。
@queen2100: 面白かったけど、どこが脚色部分なんでしょうね。本買っちゃったのでチェックしよっと。まんまと日経の意図通り(笑)
@aisaikamasa: エンドロールの「事実に基づき創作を加えたドラマです」が秀逸!
@queen2100: あのコメントで本買っちゃいました(笑)
◆会場で馬鹿売れしていた『あの本』とは、こちら。
◆若き天才の天才たる所以を知りたい方
◆独立している方、独立起業を考えている方
◆IT業界の方
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