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はじめての交流会参加。~失敗から学ぶ~

社外の友人をたくさん作って、
おくさんに熟年離婚されないようにするぞ!

そう決心した、30歳・2006年の秋。

だけど。
ふと、僕は我にかえりました。

「・・・社外の友人って、どう作ったらいいんだろう?」

社会人になって、意識して友人を作ったことがない僕は、一生懸命考えました。

社外の友人 = 異業種 =異業種交流会。

そうだ!「異業種交流会」に参加してみよう!!

早速、インターネットで「異業種交流会」を検索。

ヒットした中から、都内某所で月1回開かれている、異業種交流会の主宰者に参加メールを送りました。
その交流会のスタイルは、月に一度、都内の居酒屋のパーティールームを借りて、異業種の参加者同士で飲食しながら話をする、というスタイルでした。

====

そして、当日。
僕は、ドキドキしながら会場である居酒屋へ。

「はじめて参加します。よろしくお願いします。」

受付で、会費の4,000円を払いつつ挨拶。
その後、会場に入ると既に参加者が20人程度いました。

(なにはともあれ、まずは主催者の方に挨拶だろう。)

そう考えた僕。

「主催者の方はどなたですか?」
「あそこに座っている人ですよ。」

近くにいた参加者に教えてもらい、主催者のところへ。

「初めて参加する大田です。よろしくお願いします。」
「はい、席は自由ですよ。」

短い挨拶が終わり、僕は、
手近に空いていた席に座りました。

すると、隣の席に座っている40代くらいの男性が話しかけてきました。

「はじめまして、名刺交換よろしいですか?」
「・・・え。・・・あ、はい。」

会社名と、名前をお互い名乗った後。
僕は、困ってしまいました。

・・・何を話していいのかさっぱりわからない・・・!!

相手の方から、仕事の内容を少し聞かれた後。
気まずい沈黙が流れました。

(こんなとき、何を話せばいいんだろう?)
(仕事以外で、自分より年配の方と何を話していいか、さっぱりわからないよ。)

結局、会話は続かず。
挨拶もそこそこに、男性は別の知人の参加者と話しはじめてしまいました。

その後も、僕はまるで糸の切れたタコのように、会場を転々としながら名刺交換。
ですが、冒頭の男性と同じように、何を話していいのかさっぱりわかりません。

結局、30分後には、誰とも話さずに、一人、料理を食べているという状況に。
僕はだんだん、この場所にいるのが苦痛になってきました。

そして、一人で落ち着いて会場を観察してみると、二つのことがわかりました。

ひとつは、参加者は常連7:初参加3といった比率であること。

もうひとつは、常連同士で固まって内輪の話で盛り上がっており、僕も含めた初参加の人は、多かれ少なかれ僕と同様放置プレイであること。

主催者といえば、常連5~6人で固まって、内輪の話で大盛り上がり。
参加者に気を配っている様子や、初参加者へのフォローは、全くありませんでした。

結局、そのまま交流会は終了。

僕は、4,000円というお金と、3時間という時間を使って。
ただ単に苦痛の時間を過ごしただけだったのです。

====

こうして、僕のはじめての交流会デビューは【大失敗】に終わりました。

これまでの僕であれば、ここで交流会に行くのをやめていたかもしれません。

しかし、今回はそれができない理由がありました。
社外の友人がいない = 熟年離婚 だったので(笑)

そして、僕はほろ苦い交流会デビューの失敗から、以下のことをを学び、心に固く決めたのです。

『自分がされて嫌だと感じることは、絶対にしないようにしよう。』
『そのためには、勉強会・交流会を自分で主宰しよう。』
『自分の理想の勉強会・交流会を主宰するために、たくさんの交流会に参加して研究しよう。』
 
・・・そして、今から振り返ると。
たった4,000円と3時間の投資で、「交流会の失敗要因」を学べたことは、今後の僕にとって、大きな財産となるのでした。
 
【次回:GREE入会は、2ちゃんねる。 につづく】
 
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⇒comment

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なんだか初々しいですね

今は勉強会のベテランの愛妻家さんもこんな時期があったんですね。

そこから学んで常に実行しているのは、やはり参加者に対する"愛"でしょうか。

麿さんへ(なんだか初々しいですね)

コメントありがとうございます^^

常に、その場から何を学べるか、次に行かせるかを意識しています。
あとは「愛」ですね(笑)

これからも読んでくださいね。
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プロフィール

愛妻家 大田正文

Author:愛妻家 大田正文
Googleで「愛妻家」と検索すると画面下段の関連ワードに「大田正文 愛妻家」と表示される、Google先生にも認められる程の『超・愛妻家』。
(こちらをクリックすると確認できます)

『年302回の勉強会・交流会の達人』です。
1975年生まれ。広島県出身。
2008年の勉強会実績は、主宰、参加合わせて年302回。
“超・愛妻家”というユニークな肩書を武器に、現在も数多くの勉強会に参加している。
自らも、「日本経済新聞を読む朝食会。」「経営者とランチ交流会」「日経ビジネスアソシエを読む会。」「就活学生・社会人キャリア交流会」など、6つの勉強会・交流会を主宰する。
主宰勉強会・交流会ののべ参加人数は、3年間で3,000人を超える。

■さらに詳しいプロフィールは、日経ビジネスアソシエオンライン記事(←こちらをクリック)をご覧下さい。

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