紙の本至上主義の愛妻家が語る、乳幼児の子育て期こそKindleで読書が捗るぞ。

◼︎僕は読者であるだけでなく、著者でもあるのに電子書籍否定派です。「紙の本じゃないと読書として頭に入ってこないよね~」なんて言っちゃう方です。実
際、昨年までは自分の著作以外は電子書籍で買ったことはありませんでした。
◼︎ところが、子供が生まれてからは本を読むまとまった時間がなくなってしまいました。もうすぐ二歳になる娘は妻に似て自由奔放、少し目を離すともう隣に居ないし、さっきまで笑っていたと思ったら突然泣き出し、そうかと思うと突然眠ってしまう所まで妻にそっくりですたすけてください。というかこのブログエントリも、娘が抱っこ紐で眠っている隙にショッピングセンターのベンチに座って書いています。というくらい自分の時間が取れません。

◼︎そんな子供の世話をしていると、Kindleでの読書は乳幼児子育て世代のためのサービスだということがわかりました。
僕は、iPhoneのKindleアプリで読んでいます。iPhoneがあれば子供を抱っこして寝かしつけている最中でも、子供が抱っこ紐で眠ったわずかな時間でも直ぐに読書できるのです。ありがとうスティーブ・ジョブズ。ありがとうジェフ・ベゾス。
◼︎ということで、最近読んで良かったKindle本をご紹介。
◼︎中国のネット企業アリババ創業者 ジャック・マーの自伝。彼は2014年9月のアメリカでの株式上場により、個人で2兆円を超える資産を手に入れました。本書はそんなジャック・マーの創業&自伝です。
・あきらめることが最大の敗北だ
「今日はつらい日だ。
明日もきっとつらいだろう。
でも明後日はきっといい日だ。」
・自信に満ちて出発するのは、目的地に着くのに勝る
創業ストーリーというよりも、人生の指針としての言葉が満載の本書。時代が変わっても変わらない原則を書いた本に、またひとつ出会いました。
◼︎好きなんですよ、ドワンゴ&ニコニコ動画。その延長で創業者の川上量生さんも大好きです。本書はカドカワドワンゴ会長 川上量生さんとCAKES加藤貞顕さんの対談。CAKESでの連載は課金しないと読めなかったので、単行本化を楽しみにしていました。週刊連載からの単行本化。漫画コミックスのビジネスモデルと一緒ですね。
・「しょうがないな」と言われるポジションを作る
・正義や使命感をビジネスの軸にしてはいけない
一般人から芸能人、政治家から総理大臣までが情報発信源として利用するニコニコ動画。何故、ドワンゴだけがそういうポジションを築くことが出来たのか、本書を読んで少しだけわかりました。
◼︎ポーカープレイヤーに向けて、賭けに勝つために何が必要かを詳細に解説した本書。技術を極めたプロのプレイヤー同士の勝敗を分けるものは何なのか。それは「考え方」「心理面」だ。
・金を儲けることより正しい判断を下すことを優先させる
・キャッシュアウトの戦略
・ポーカーの先の人生
ポーカープレイヤーに向けてというよりも、投資をしている人が勝つため、のみならず勝ち組の人生を送るためのの心構え、心理が解説されている良書です。
◼︎と、ここで娘が起きて絡んできたので子育てに戻ります。
