ゴーストライター

■愛妻家が本を出版し、出版の世界を知り、関わる事で最もショックだった事のひとつ。

それが、「ゴーストライター」の存在を知ったこと。

■或るライターが言った。

「私たちは文章は書ける。だが、私たちは世の中に語れるコンテンツを持っていないんです」

また、或る人が言った。

「何を言ったかが重要なんじゃない。誰が言ったかが重要なんだよ」

■こうして、一行も書いていない人の名前が著者の欄に書かれて世の中に本が出る。

対して、文章を書いたゴーストライターの名前が世に出る事は無い。

■資本主義の世界では、「売れる」本が最もたいせつ。「売れる」名前を持つ著者がたいせつ。

資本主義の評価では、文章を書ける能力は劣後してしまう。

果たしてそれが正解なのか。
あきらめるな。必ず答えはある筈だ。