鈴木克明 フジテレビ編成製作局長の話を聴き、「TV業界」と「生き方」の共通点を考える。

「もし、お時間があれば、ご一緒しませんか?」
■先日は、鈴木克明フジテレビ編成製作局長のお話を聴きに行ってきました。
『どうなる?!テレビの生きる道』と題して、鈴木克明フジテレビ編成製作局長からはこんな話が。
◆TVはお茶の間の王様たれ
◆TVのコアの力は、コンテンツ制作力
◆翌日、友達や同僚と話す話題を提供するのがTV
■愛妻家は、TV業界とは関係のない業界にいることもあり。
視聴者代表として、亀田×内藤戦について、率直に感じたままをお話しました。
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「ボクシングを、2ちゃんねるの実況や、Twitterをチェックしながら見ていました。
すると、確かにたくさんの人がコメントを残しています。
『合間に、マクロスのパチンコのCMばっかりやってうざい!』とか。」
(会場笑い)
「勉強会・交流会仲間で、一つの番組についてみんなでチャットで盛り上がるときもあります。
先ほど、『翌日、友達や同僚と話す話題を提供するのがTV』とおっしゃいましたが、現代は、放送しているその場で番組のコミュニケーションが完結するという形にライフスタイルが変わっています。」
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他にも、
◆製作者が、「番組を作っていて楽しいのかな?」と感じるときがある。
◆スポンサーと制作側の乖離が大きいと感じる。
スポンサーが出してくれる広告費(年間100億円)は、一個売って10円の利益をしのぎを削って積みかさねた100億円。それを、制作者側はわかっているのだろうか。
そんな内容で、笑いあり、真剣な議論蟻で進んだ2時間の討論会。
■愛妻家は、みなさんの話を聴きながら、
業界の方は、TVという狭い枠の中にとらわれている
という違和感を、ずっと感じていました。
視聴者にとって、TVは、限りある時間の中での選択肢の一つ。
なのに、TV業界の方は、「TVは、他の選択肢とは異なる特別なもの」という意識を持っている。
と、討論の言葉の端々に感じていたのです。
■業界の方が、『創り手』ではなく、『視聴者』になったときに、何を求めるか。
そんな立場をリアルに理解できれば、TVはもっと良くなる。
そして、それは愛妻家を含めた、世の中の人全ての生き方にも通じることだと感じました。
自分自身が『自分の立場』ではなく。
『相手の立場』に立ったときに、何ができるか。
そのことを、愛妻家自身の心にも刻んだ夜でした。
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■帰宅して、おくさんに、こう聴いてみました。
愛妻家 「じゅんは、昔に比べてTVって面白いと想う?」
おくさん 「うーん、面白くなくなったね。見なくなったよ。」
愛妻家 「何でみなくなったの?」
おくさん 「他にやりたいことがたくさんあるから。」
人生で、やりたいことに全力投球!
やっぱり、夫婦だなぁv

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