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上海の不動産から、中国の将来の経済成長と日本人としてのチャンスを見る。

■愛妻家、経済が発展する国の特徴はとてもシンプルだと考えています。

・国民の物欲。
・そして、エスカレートした物欲は必ず、最も高価な「土地」と「建物」に向かう。
・「土地」と「建物」を立てる隙間がなくなるまで、その国の経済成長は続く。


■先日の上海旅行では、そんな観点で不動産市況を定点観測していました。

いちばんわかりやすいのが、上海にあるテレビ塔「東方明珠電視塔」の周りの景色の変遷。
ちょうど、19944年~2008年の変遷の写真が、「東方明珠電視塔」に展示してあったので紹介します。
ここは、日本で言うと東京・丸の内や六本木ヒルズのあたりだと考えてください。

◆1994年~1996年
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◆1997年~1999年
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◆2000年~2004年
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◆2006年~2008年
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■1994年と2008年の写真を比較すれば、いかに急速に上海が富を創造してきたかが良くわかります。

そして、愛妻家が、中国の経済成長はまだまだ続く、確信を持ったことがあります。

それは、テレビ塔から上海の景色を見下ろしたとき。
まだまだ、高層ビルを建てられるだけの空き地や、区画整理されるであろう個人住宅がそこかしこにあること。

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■実際、上海の街中では、そこかしこで工事が進んでいます。

◆上海中心部 新天地付近でのビル建設
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◆テレビ塔がある浦東新区陸家嘴金融貿易区にて。
高層ビルが林立する手前の土地にさらなる高層ビル建設用地
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◆街中の個人住宅の区画整理。
国の権限で住人は強制的に立ち退きとなるが、特権で格安で自宅を購入できるとのこと。
ただし、こうした住宅に住んでいる方で、自宅を購入できる財力がある方はごく一部。
道路立退


上海の景色を眺めながら。
愛妻家には、日本の丸の内や六本木のように、将来、隙間なくビルが林立している景色が、そこに見えていました。

■ビジネスをするにしても、投資をするにしても。

日本の高度経済成長、バブル、そして崩壊を経験している日本人には。
上海の景色から、中国が将来たどるであろう道筋が見える、アドバンテージがあります。

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日本人に生まれたチャンスを生かすのは、あなた次第。
 
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上海で働く中国人に聴いた「仕事」そして「生きていくこと」の現実

上海。
僕はそこに、昭和30年~40年頃の日本と同じ。
上昇志向と、欲望と、希望を見たのです。

■空港からホテルまで送ってくれた、現地のツアー会社の女性。
その女性が持つiphoneの待ち受け画面の画像は、『人民元の札束』でした。

『私は絶対お金持ちになって、上海の中心部に住むよ!』

彼女は、熱のこもった口調で言いました。

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■別の日に、上海で働く、また別の中国人と話す機会がありました。
以下、その方と話した話題です。

◆上海では、平社員と部長では、収入が10倍違う。貧富の差が激しいね。

◆上海中心部のマンションは、1平米=36万円。
だから、上海中心部に住んでいる人は、社長か、年収手取り200万円の役人。
そのほとんどの人が、キャッシュで4,000万円~の家を購入している。

◆どうして手取り年収200万円の役人がキャッシュで家を買えるかって?
役人には、『別収入』があるんですよ。

◆中国の小中学生に、将来なりたい職業についてアンケートを実施したら、第一位はなんだったと思う?
科学者でもスポーツ選手でもない。
実に90%もの小中学生が「別収入が取れる『役人』になりたい。」と答えているんです。

◆中国では、仕事がなければ、自分で創り出す。
例えば、自転車のパンク修理屋さん中には、夜、道路にガラス片をまく人もいる。
後は、その近くで待っていれば、次から次にお客差さんが来る。


『お金は、とてもいいものね。』
『私も、(別収入が取れる)役人になりたかったです。でも、今世は無理。来世は絶対役人になる。』


■そんな話を聴きながら。
僕は、中国人の熱い欲望と、希望が、この国をものすごい勢いで発展させているのだと感じました。

■最後に。
僕の心に突き刺さった言葉。

◆中国では、ほとんど社会保険に入っている人がいない。
例えば、道で車にはねられて病院にいっても、医者は治療せずに、まず、

『3万元(=36万円)持って来い。』

といいます。
だから、病気や老後に備えて、皆お金をためておく必要があるんです。

◆日本はいいね。健康保険も年金もある。日本がうらやましい。



『私から見たら、日本のほうがよっぽど社会主義ね。』

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旅行者に役立つ、中国 上海でのインターネット接続・利用方法。

■今回僕とおくさんは、はじめての中国 上海旅行でした。
そして、最も気がかりだったことのひとつが、

『はたして、現地で簡単にインターネットにつなぐことはできるのか?』

だったのです。

■そこで今回は、僕が旅行した時に経験した、はじめての役立つインターネットの利用方法をいくつか紹介します。
これから上海にはじめて旅行に行く方々は、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

そして、モバイルPCやiphone、ipod touchなどを持っている方は、必ず旅のお供に持っていくことをつよくおすすめします!

【その1】滞在先ホテルのインターネットを利用する

ホテルによっては、部屋代の中にインターネット料金を含んでいるところもあります。
ネット環境を重視してホテルを選ぶのも手です。
こうしたホテルは、5つ星のラグジュアリーホテルよりも、リーズナブルなホテルに多いようです。

========
ちなみに、愛妻家が利用したポートマン・リッツカールトンホテルの、インターネット利用料金は。

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◆利用料金
・1時間:RMB60.00=780円
・1日 (24時間):RMB120.00=1,560円
・1週間 (7日間):RMB600.00=7,800円  
・1ヵ月 (30日間):RMB2,400.00=31,200円

ご利用料金は、有線での2接続あたりの料金となります。
利用時間は購入時よりカウントが開始され、購入された利用時間の間はご自由にお使いいただけます。
料金は税別です。
ご利用されない時間に対する返金はいたしかねます。

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ごめんなさい。無理です(笑)

※その1の裏技

ただ、ポートマン・リッツカールトンホテルでは、ホテル周辺のバー・レストランに完備されているWi-Fiの電波が結構あります。
そのため、ホテルを出たところにある広場のベンチ等で、インターネットに接続できました。

このあたりのベンチで。
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こんな感じで。
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また、僕が泊まった部屋では、ぎりぎり地上のWi-Fi電波が届いていて、ホテルの部屋の中で、フリーでネットにつなげることが出来ました。

【その2】上海中心街のカフェには、ネット環境が充実!

上海中心部のカフェ密集地帯では、日本よりもワイヤレスインターネット環境が充実しています。
上海現地でのインターネットには、この方法が一番おすすめです!

僕がよく利用したのは「呉江路」という通りに密集するカフェ地帯です。
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このあたりの通りです。
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特に、「THE COFFEE BEANS & TEA LEAF」というカフェでは、何の準備もせずにフリーでWi-Fiを使用できました。

綺麗なコーヒーショップです。
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若い女性の店員さんが、流暢な英語で対応してくれました。
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ログインすると、こんな画面が出てくるので「我同意」ボタンをクリック。
それだけで、ネットに接続できます。

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中ジョッキサイズのブルーベリーラテ一杯が28元=360円強。
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入り口側の席で、おしゃれな通りを眺めながら、優雅にお茶&インターネットがおすすめです。

また、今回僕は利用しませんでしたが、街中にあるスターバックス等では、「天通翼カード」というインターネット接続用カードを売っているようです。
この「天通翼カード」を購入すれば、IDとパスワードを入力することで、たくさんあるスターバックス店舗でインターネットを利用可能のようです。

一応、ログイン認証画面までは確認しました。
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また、街中にある「一茶一坐」という飲食チェーン店でも、ネットができるようです。
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※裏技その2
「呉江路」で、ipod touchを持って、Wi-Fiの電波探索をしてみました。
その結果、通りを歩くだけで、フリーでつながる数多くのWi-Fi電波を拾うことができました(笑)
その一部を紹介します。

◆こんな感じで。
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◆どんどん表示が変わります。
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◆SUBWAYなんかでも使えるかも。
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電波、拾いすぎです(笑)

【その3】インターネットカフェを利用する

上海の街中には、インターネットカフェもあります。
・・・が、この方法はあまりおすすめしません。

なぜなら、

(1)インターネットカフェ自体を見つけることが難しい
上海の表通りには少なくとも見当たりませんでした。
裏通りに入って、やっと1軒発見したくらいでした。

(2)日本語対応しているかが不明
海外でインターネットを利用したとき、いつも陥る罠ですが、そもそも日本語対応のPC自体が置いてないことのほうが多いです。

【おまけ】帰国の際の上海浦東国際空港でのインターネット

SPIA-guest(Airport Free WIFI)にて、ネット接続可能ですよ。
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いかがでしたでしょうか?
この情報を読んでくださったあなた、もし、この情報が役に立ったら、ぜひ、コメントを残していってくださいね。

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中国の経済成長の今。中国工業銀行 3年定期預金金利(3.73%)。

上海の街中、中国工商銀行にて。

3年定期預金 金利3.73%
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19年強で元金が倍になる計算。

ちなみに1年定期預金の金利は2.7%。

経済成長がつづく国の金利はやはり違います。
そして、この金利ひとつとっても、色々なビジネスチャンスの景色が見えます。
 
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中国 上海旅行を深く楽しむ方法:上海で発行されている日本人向けの総合情報誌 Bros を活用!

■今回、はじめての上海旅行で、最も役に立ったもののひとつ。
それが、中国 上海に住む日本人向けに発行されている総合情報誌。

◆今回大活躍の総合情報誌 Bros
http://www2.explore.ne.jp/com/newcount/bros/

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◆総合情報誌 『Bros』&上海在住の日本人に向け、現地での生活を支えるための副刊『BrosLife』の2冊で構成されている雑誌です。
現地飲食店や、日本人がよく利用するサービス店など、街に息づいた情報を詳しく紹介しています。
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たとえば、

・上海企業の社長の談話(日本人・中国人)
・上海で働く日本人ビジネスパーソンの仕事ぶり
・求人・求職情報
・お店のクーポン などなど・・・。

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上海での暮らしぶり、飲食店、美容、職探し、家賃など、日本で買ったガイドブックには載っていない、詳細な情報が手に入ります。
特に、『BrosLife』についてくる各種クーポンを使えば、お得に上海ライフを満喫できます。

■おくさんは、BrosLifeに載っているクーポンで、夜の0時にホテルの部屋まで、出張エステ&マッサージにきてもらいました。
(2時間で230元=約3,000円。しかも午前0時~2時まで。)
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■あなたも、上海に限らず、海外旅行に行ったときには、ぜひ、現地の日本人向け総合情報誌を活用してみてください!!
この方法、すごく使えますよ!
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プロフィール

愛妻家 大田正文

Author:愛妻家 大田正文
Googleで「愛妻家」と検索すると画面下段の関連ワードに「大田正文 愛妻家」と表示される、Google先生にも認められる程の『超・愛妻家』。
(こちらをクリックすると確認できます)

『年302回の勉強会・交流会の達人』です。
1975年生まれ。広島県出身。
2008年の勉強会実績は、主宰、参加合わせて年302回。
“超・愛妻家”というユニークな肩書を武器に、現在も数多くの勉強会に参加している。
自らも、「日本経済新聞を読む朝食会。」「経営者とランチ交流会」「日経ビジネスアソシエを読む会。」「就活学生・社会人キャリア交流会」など、6つの勉強会・交流会を主宰する。
主宰勉強会・交流会ののべ参加人数は、3年間で3,000人を超える。

■さらに詳しいプロフィールは、日経ビジネスアソシエオンライン記事(←こちらをクリック)をご覧下さい。

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■2012年1月台湾版の発売が決定しました。

■Kindle版が発売になりました。


ほんとうにありがとうございます。
愛妻家大田正文が放送作家・パーソナリティに。ラジオNIKKEIアサカツ!はこちら
◆愛妻家大田正文が【放送作家】【ラジオパーソナリティ】を務めた番組 ラジオNIKKEIアサカツ!「愛妻家大田正文の、妻と、人が好き。」(2012年1~3月放送)
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